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最高の土地活用を

「行政条件(法律などによる規定)」「土地の立地条件」「周辺環境」「交通の利便性」「道路巾員」「方位」などは、自分では変えられません。一方で、「土地貸しにするか、土地建物貸しにするか」「期間貸しにするか」などは、自分で変えることができます。土地活用では、「変えられないこと」を前提にして、どうしたらもっと収益が上がるかを考え、「変えられること」を変えていくことが大切なのです。業者の言うことは全面的に信用しない土地活用でまず知っておかなければならないのは、リターンが大きければ大きいほど、リスクも大きい、ということです。つまり、多くの賃料収入を得ようとすればするほど、リスクも大きくなるのです。だからこそ、多くのリターンを得たい人や、大きな土地を持っている人は、プロとしっかり協力することが必要でしょう。ただし、業者の言うことには、十分に注意しなければいけません。駐車場のオーナーのところに、不動産会社の営業マンが「アパート経営は儲かりますよ」と収支シミュレーションを持ってやってきた。話を聞いてみるとよい話なのでやってみたら、うまくいかなかった。このような話はざらにあります。不動産業界では、ひとつの会社がすべての責任を負うわけではありません。建設会社は建てることが目的、客付仲介会社は客付けが目的、建物管理会社は管理が目的です。そうなると、皆それぞれに思惑も役割も違ってきます。多くのリターンを期待する人や大地主の人ほど、悪い思惑を持つ業者の格好の標的となります。冷静かつ賢明に判断してくれるプロの知恵を有効に引き出して、最高の土地活用をなさってください。

洋服や化粧品より暮らしの道具にお金をかける

イギリスで私が感動したのは、暮らしを大切にする人々の姿勢でした。ブランド品や高価な化粧品にお金を惜しまない多くの日本女性に対し、イギリスの女性たちはむしろ、暮らしや家のことにお金を惜しまないのです。その価値観は非常に新鮮であり、精神性の豊かさを実感したものです。邸宅、庭造りに始まって、家具、クロス、食器などあらゆるところにそれぞれの家庭ならではの趣味が生かされた暮らしぶりを垣間見ることができました。食器を拭くキッチンクロス一つとっても、その上質さに目を見張ったものです。私がお世話になった家庭にもそれぞれの食器に応じて、リネンの種類が違うクロスが10種類以上そろっていました。値段は、一枚二〇〇〇円と高めでしたが、私も思い切って購入。大切に愛用して、なんと二〇年近く愛用しています。グラスをグラスクロスで拭いてみると毛羽がたたず、ガラスが驚くほどきれいに磨けて、気持ちいいったらありません。まるで、プロの料理人になったような気分。お気に入りのクロスがあると、磨くのがちっとも面倒にならなくなるから不思議。――近ごろはリネンといっても、綿と麻の混紡が多いようですが、このアイリッシュリネンは麻一〇〇パーセント。麻というと、ごわついた感触を思い浮かべがちですが、水にくぐらせるたびにしなやかさを増す肌触りや風合いに、「これが麻なの?」と、きっと驚くことでしょう。銀のカトラリーも、そのひとつです。銀のスプーンやフォークといえば、日本ではホテルやあらたまった席でしか見かけないぜいたく品。でも、イギリスでは、色が変わらず、丈夫な素材として、日常、家庭の中で大切に使われています。洗ったあとに、グロスクロスでていねいに磨くことも、その家の主婦がする大切な仕事。そう、たった15分もあればきちんと磨くことができます。こうして、家に伝わる大事な道具を受け継いでいくのです。とりあえずの使い捨ての消耗品ではなく、お気に入りの道具、キッチン用品を積極的に揃えて家事を楽しむことをイギリス女性は知っているのです。

食器の空き箱整頓術の秘密兵器

お椀や皿など、和食器が入っていた立派な木箱は、食器棚の仕切りとして役に立てよう。フタはずし、空いた面を手前に向けて置けば、食器棚に小さな仕切りがいくつもできることになる。何枚も重ねられない皿や、大きさが不揃いで整理しにくい食器を入れるといい。また、食器棚の引き出しは、ある程度板などで仕切られているものだ。しかし、いざ食器を整理しようと思うと、大まかすぎるのが難点。フォーク、ナイフ、スプーンと種類別にきちんと整理して入れるには、仕切り板をさらに増やすか、空き箱を使ってさらに細かく仕切ったほうがいい。細かく分類したほうが、どこに何があるかひと目でわかり、すぐに取り出せるし、空間もムダなく利用できる。


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