「世界の太陽電池は、戸建て住宅の屋根に一つひとつ3〜4kwの太陽電池を設置してきた日本の発想とは全く違う考え方で急速に動き出しています。未来の太陽電池のことまで考えると、フルマラソンでいったら100mくらい走っただけという感じです。私たちはその中でトップになったというだけです」と佐賀さん。シャープが太陽電池の開発にかかわって半世紀がたった。しかし、シャープが作り続けてきた太陽電池が世界に出ていったのは、ここわずか数年である。
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その数年の間に、太陽電池は世界を巻き込んで急速に動き出そうとしているようだ。その咳にあるシャープは危機感を抱いているのだ。それは日本の太陽電池そのものが抱かなければならない危機感だろう。30年後、50年後、100年後を当たり前のように語るその視線は、今後も太陽電池や太陽光発電システムの新しいフェーズを拓いていくに違いない。